素材別!
シールを簡単に剥がすワザ。
子どもって、シールを貼るのが大好きですよね。気が付くと家具をはじめ部屋中がシールだらけになっていることも。いくらかわいい我が子の仕業でも、ここまでくると困りものです。剥がそうとしても、上の紙だけが破れてノリが残ってしまうこと、ありませんか?
最近はシール剥がしの専用アイテムも売っていますが、今回は家でシールを簡単に剥がせる技をご紹介します。
シールが貼られている場所や素材に合わせて、試してみて下さい。
ガラス製品は、ぬるま湯や中性洗剤を
窓などガラス製品は変質しにくいため、水や洗剤、熱を利用するなど、色々なシールの剥がし方が可能です。
ぬるま湯を使う一番シンプルな方法では、シールの部分にぬるま湯に浸したキッチンペーパーなどを貼り付け、シールがふやけてきたところで、へらでこすって剥がします。ヘラはガラスを傷つけないよう、木製やプラスチックなど柔らかいものを選びましょう。
これでも剝がれにくい場合は、ぬるま湯に中性洗剤をまぜるとさらに落としやすくなりますよ。
もう一つの方法が、熱を利用する方法です。ドライヤーの温風を当てながらシールのノリを温めてゆるませ、そっと剥がしていきます。ただしドライヤーの熱を当てすぎると割れてしまうガラスもありますので、風量の設定はLOWにして、あまり熱くなりすぎないように注意しましょう。
ガラス製品のシール剥がしには
・ぬるま湯
・中性洗剤を溶かしたぬるま湯
・ドライヤー
水に弱い木製品には、温風で
家具や柱、ドアなど多くの木製品は、水や洗剤を使うとシミになってしまいます。そこでおすすめなのが、温風をあてる方法です。
ドライヤーの風量はLOWに設定し、ゆっくりシールを温めていきます。シールのノリが温まって緩んできたら、そっと剥がしていきましょう。この時シールを剥がす角度に注意するのがコツ。シールは貼られている面に対して直角よりもさらに剥がす方向に寝かせ、150°ぐらいの角度で引っ張るとより剥がしやすくなります。
温風を当てすぎて温度があまり高くなるとノリが溶けてベタベタしたり、木製品を傷めたりする原因にもなるので、気を付けましょう。
木製品のシール剥がしには
・ドライヤー
プラスチック製品は表面を傷つけないよう注意
プラスチックも水や洗剤に強い素材なので、ガラスと同様に、ぬるま湯や中性洗剤を溶かしたぬるま湯、ドライヤーの熱などを利用して剥がせます。ただし表面に傷がつきやすい製品も多いので、固いヘラでこすらないようにし、代わりに食器洗い用のスポンジの柔らかいところで優しくこすってください。
表面への傷をできるだけつけないようにする場合は、消しゴムでこすり取るのもおススメです。少し手間はかかりますが、強くゴシゴシこすらずに、気長にやさしくこすりましょう。
プラスチック製品のシール剥がしには
・ぬるま湯
・中性洗剤を溶かしたぬるま湯
・ドライヤー
・消しゴム
いかがでしたか?簡単に剥がせる方法がわかれば、子どもがシールを貼ってしまっても、イライラもぐんと減るのでは?シールは時間の経過とともにだんだん剥がしにくくなっていくので、出来るだけ早めに剥がすことをおすすめします。